臨床検査技師を目指す方へ
現役技師インタビュー
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修文大学
松原 宏紀さん
「キラリと光る臨床検査技師をめざして」
私は大学病院で超音波検査を中心に臨床検査業務に従事してきましたが、2020年4月に新設された修文大学医療科学部臨床検査学科に着任しました。大学病院での臨地実習指導は臨床検査の基礎を学んできた3年生が対象でしたが、4年かけて臨床検査を一から教えることはやりがいと責任を感じています。長年の臨床検査業務の経験は教育においても大きなメリットですが、教育者として視野が狭くならないように変化し続ける医療に向き合うことが必要と思います。
臨床検査業務、臨地実習指導の経験から学生には、こうあってほしいという理想像がありますが、学生が臨床検査技師をめざす理由は様々で、学習意欲も異なります。国家試験合格は大きな目標ですが、学生個々の才能を伸ばし自ら考え、解決策を導き出せる臨床検査技師を育成したいと考えています。2年生、3年生になると座学だけでなく、実習に明け暮れる毎日が始まります。
「キラリと光る臨床検査技師を目指して」と当大学のH Pにありますが、医療の現場で輝いている自分を目標とすることが必要だと痛感しており、改めて臨床検査技師の魅力を学生に伝えていきます。